仕事内容を把握することから始めよう!
「ナイトワークのキャッシャーをしてみたい」、そう思ったら、最初にやることはキャッシャーの仕事内容を把握すること。
キャッシャーの求人を調べる作業を最初にしがちなんですが、やっぱり仕事内容を把握してからの方がいいでしょう。
キャッシャーの求人には、どのような仕事をするのかについて、とても大まかにしか書いてありません。
多くの求人には、「レジ全般の業務をお願いします」などとしか書かれていないので、これだとさすがに不十分。
もうちょっといろいろとあるんです、キャッシャーのお仕事というのは。
キャッシャーはレジ打ちをしてればいいわけではない
レジ全般の業務と言っても、全くレジ打ちをしたことがない人はわかりませんよね。
お客さんが来て、もしその人が一見さんだったらシステムを紹介しなければいけません。
どのような料金体系で、どのくらいの時間楽しめるのか、どんな女の子がいるのかなどを伝えます。
お客さんにお店のシステムを理解してもらったら、それぞれの料金(指名料金やセット料金など)を伝票記入します。
その後、注文が入った時などの伝票記入はボーイさんなどがすることが多いですが、最後のお会計の時には、その伝票がキャッシャーのところに届けられますから、それを元に計算したり、お釣りがあればそれをボーイさんに渡したりなどして精算をしていきます。
言い換えれば、お店のシステムを理解することも重要なお仕事の一つということになります。
自分が理解していなければお客さんに説明することもできませんからね。
レジ全般の業務とは、つまりレジ内のお金を預かるお仕事。
思っているよりも責任感は重いですよ。
ですから、信頼されるまではもしかしたら雑用のようなこともさせられるかもしれません。
お掃除とか、ボーイさんのお手伝いとか、あるいは女性キャストのお世話だとか、そういうことも仕事として最初のうちは任されるかもしれませんが、こういうのはキャッシャーの求人には書いていないことですからね。
「そういうケースもあるのか」と知っておいて損はないはずです。
お会計などのレジ業務と少し違ったお仕事としては、電話対応やシフトの管理などがあります。
後者に関してはもっと上の立場の人がやるケースが多いですが、慣れてくるとキャッシャーの仕事として任せるお店もあるようです。
お店の規模や運営方針によって変わってくるのかもしれません。
お釣りに不備がないように小銭や千円札を用意・補充したりなど、こまごまとした仕事もあります。
でも、お金の管理能力が身につきますし、夜のお店の仕組みなどがわかることを考えても、経験してみる価値のある職種と言えるはずです。
【キャッシャーのお仕事まとめ】
・お店のシステムをお客さんに説明する
・伝票を元に計算&清算する
・お客さんからの電話対応や求人に応募してきた人の電話対応
・キャバクラ嬢として働く女の子のシフトの管理
・スタッフの給与計算
キャッシャーとして採用されやすい人の特徴とは?
キャッシャーの求人に採用されやすい人とは
いくらその仕事に就きたいと思っていても、雇い主側が選んでくれなければ働くことはできません。
ナイトワークに憧れる男性も同じ。
「夜のお仕事だからやりたいと思えばすぐに採用されるだろう」と考えていると、何店舗応募しても拾ってくれない、なんてことになってしまうかもしれませんよ?
経理の経験を持っている
キャッシャーの求人に応募した時、採用されやすい人は、断然、経理経験を持っている人です。
一般の企業で経理の仕事をしたことがあれば、これほど信頼してもらいやすい職歴もありません。
そこまでの経歴を持っていなくても、例えば、コンビニやスーパーなどでレジを開けたり閉めたりなどの管理経験、実際にお客さんに対してレジ対応をした経験があれば、これも一つの経理経験と受け取ってもらえるでしょう。
少なくとも、全くの未経験の人よりはずっと有利になるはずです。
このくらいならアルバイトとして経験している人も少なくないのでは?
簿記検定などの資格を持っていれば完璧。
(簿記の資格についてはURLを参照:http://www.o-hara.ac.jp/best/boki/)
これ以上の武器はありませんね。
ナイトワークを目指す人の中には少ないかもしれませんが、もし持っているなら必ずお店の人に伝えましょう。
計算に強い
計算に強い、これも有利になる要素ですね。
ちょっと漠然としてますけど、例えば、子供の頃にそろばんを習っていて暗算ができるとか、そんな能力があれば面接の時にはとても大きなアピール要素となります。
学生の頃に理数系だったとかも同じ。
数学や物理をちょこっとでも勉強していたことが伝われば、本格的な経理経験がなかったとしても、「この人だったら任せられるかもしれない」と思ってもらうことができるでしょう。
キャッシャーの求人にはわざわざ書いていません。
たまに、「経理の経験がある人は優遇します」と書かれていることはありますが、そういう人が応募してくることはほとんどないとお店側もわかっているのか、だいたいの求人が、「未経験者歓迎」のような書き方になっています。
決して経験がなくても、計算や数字に強くなくても応募することはできるものの、少しでも採用されやすくするために自分でアピールできる部分を応募前に用意しておきたいところです。
採用において一番重要なのは人柄
キャッシャーとして採用されやすい人の特徴や経験を挙げてきましたが、最後は結局人柄ですよ。
これだけは間違いありません。
今は何も持っていなくても、信頼してもらえれば採用されやすくなります。
面接は誠実さや真面目さを前面に押し出しながら臨みましょう。
それはきっと、ちょっとした経験にも勝るアピールポイントとなるはずです。
【キャッシャーとして採用されやすい人のまとめ】
・一般の企業で経理の仕事をしたことがある人
・コンビニやスーパーなどでレジ経験がある人
・簿記検定などの資格を持っている人
・計算に強い人
・学生のころ理数系だった人
・誠実で真面目な信頼できる人柄の人
キャッシャーの求人を探してみよう!求人情報はどこで探す?
キャッシャーの仕事の注意点
サトシ
コーキ
随分と気合い入ってるね。
そうだな、キャッシャーという仕事で気を付けたいのは、責任感を持つことかな。
サトシ
やっぱりお金を扱うから、責任感は大事ですよね!
コーキ
もちろん。
いい加減な性格だとダメだよね。
真面目で正義感が強くて好奇心も持ってないと。
サトシ
そんな立派な人じゃないと、キャッシャーの仕事ってできないんですか…?
コーキ
そんな人が理想だけど、仕事に対して真面目に取り組む人だったら、別に聖人君子みたいな人じゃなくても大丈夫だよ。
信頼されるような人柄だったら問題なし!
サトシ
会計知識がないと無理とか、その辺はどうなんでしょう。
コーキ
いや、レジ打ちの経験がなくても就ける仕事だよ。
もちろん会計の知識があった方が有利だけどね。
でも、簿記の資格を持ってる人が必ず信頼できるかって言えば決してそんなことはないから、やっぱり真面目で信頼できるかどうか、ここが採用の一番のポイントになる。
面接でそれがアピールできれば採用されるはず。
サトシ
お金とか数え間違えたら、やっぱり怒られます?
コーキ
うん、怒られる。
でも、単なるミスなら大丈夫。
そもそも、ミスらないように何度も確認を怠らないこと、その意識を持つことが大切だね。
お金に関するミスって、単純に確認が不十分であることがほとんどだから。
僕なんかは指差し確認してチェックするときもあるよ。
サトシ
ほお、一つ一つ丁寧に確認するわけですか。
そうやって信頼を得ていくんですね!
コーキ
頭脳や知識よりも、大切なのは信頼感。
これは間違いないよ。
知識は後からいくらでも獲得できるから。
サトシ
実際に仕事をしないとわからない注意点とかってありますか?
コーキ
キャッシャーと言っても、接客業であることを忘れないこと!
お客さんと接する機会も多いし、来店時にシステムについて説明したりすることもあるから、キャッシャーの質がお店の質って思われることが少なからずあるんだよ。
接客マナーをしっかりと身につけて、お客さんに不快な思いをさせないこと、これが一番の注意点かも。
お店そのもの評価にも関わるから。
サトシ
キャッシャーって、お金の管理をしていればいいだけじゃないんですね!
コーキ
最初は覚えることもあるから大変かもしれないけど、慣れればなんてことのない仕事。
でも、油断せずに責任感を持って取り組むこと。
そうすればお給料も上がるし、別のポジションを任せてもらえるかもしれないよ。
キャッシャーは、そんな夢のある仕事でもあるよね。
サトシ
そうなれるように頑張ります!
コーキ
体験入店なり気になるお店を利用するなりして、応募候補のお店を探してみよう!
まずは、そこからだね。
キャッシャー経験者のコーキさんに質問です!
キャッシャーの仕事で気を付けることを教えてください!